VisualStudio2015とVisual C++ for Linux Developmentを使ってみる
はじめに
最近、Microsoftが公開したVisualStudio向けLinuxアプリ開発アドオン、Visual C++ for Linux Developmentを使ってみました。
既に詳細な解説をしてくださっている方が多いので、今回はリンクをまとめておく程度で。
なお、こちらの実行環境は下記のとおりです。
- ホストOS:Windows7 x64
- 仮想化ソフト:VirtualBox 5.0.14
- ゲストOS:Ubuntu 14.04.3 amd64
環境構築
下記リンク先に従ってVisual Studio Community 2015とVisual C++ for Linux Developmentをインストールすれば、Visual StudioでLinuxアプリのデバッグ実行ができます。
Visual C++ for Linux Development | Visual C++ Team Blog
Visual C++ for Linux and Raspberry Pi Development - Scott Hanselman
実行環境となるLinuxにg++とsshサーバーをインストールさせているあたり、ssh経由でLinux上でプログラムをビルドさせているような気がします。
Visual Studioにてプロジェクトのプロパティを見てみると、コンパイラ設定の欄(構成プロパティ->General->Platform Toolset)が「Remote_GCC_1_0」と書いているあたりからもそう思えます。
また、ゲストとホストで実行ファイルが生成される様子をウィンドウを並べてみてみると、ゲスト→ホストの順に実行ファイルが生成されていました。
はまりどころ
/usr/includeの補完が効かず、これでは本格的に使えないかなーと思っていたら、sambaで共有することで解決されている方がいました。
ありがとうございます!
詳細は下記リンク先の「おまけ」をご覧ください。
VMware FusionでUbuntuを使う場合のテキスト入力設定
僕はMac Bookでは仮装化ソフトにVMware Fusionを使っています。
しかし、VMware FusionでUbuntuを使っているものの、「|」や「_」のような記号を入力できずにいました…不便過ぎ…
使っているMacはキー配列が日本語なので、これが原因で正しく入力ができないのではと思って諦めかけていましたが、やっと答えにたどり着きました!!
Ubuntuのテキスト入力で使用するソースに「日本語(かな86)」を選べば良い。
Macbook AirにVmware Fusionを使ってUbuntuの仮想マシンを立ち上げる方法 - MyEnigma
情報を掲載してくださったAtsushi様、ありがとうございました!
PetaLinuxプロジェクトの新規作成
はじめに
前回はPetaLinuxをビルドしてZedboardで起動を確認しました。
今回はPetaLinux Reference GuideにあるPetaLinuxプロジェクトの新規作成方法を試します。
ZedboardでPetalinux 2015.4を動かす
はじめに
以前、一度PetaLinux 2014.2をビルドをしてみようとしたものの、途中でやめてしまいました。
思い出したかのようにまたやろうして調べてみると、新しいバージョン(PetaLinux 2015.4)がリリースされていたので、環境構築からやり直すことにしました。