ぼくの技術日誌

日誌って銘打っていますが、更新頻度が…

Arduino M0 ProをAtmelStudioから使う

はじめに

Arduino M0 Proを買いました。
発売当初、「5000円は高いな~」と思って購入を見送ったのですが、先日お世話になっている師匠からお勧めされると欲しくなってしまい、購入してしました。

師匠によるお勧めの理由は、
Arduino M0 Proに搭載のARMマイコンが多機能な割に安価で入手しやすい。
 ⇒UART、SPI、I2C、PWMのほかUSB Hostも登載のうえ、秋月でチップ単体が500円程で販売されている。
Arduino M0 Proにはデバッガ(EDBG)が付いているので、これを使えば開発がし易い。
 ⇒AtmelStudioでデバッグ実行が可能。

というようなことでした。

今回はこのArduino M0 Proの開発環境をAtmelStudioで立ち上げてみたので、そのやり方をまとめておこうと思います。
Arduino IDEではなく、AtmelStudioを使います。

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FlashAirの共有メモリにmbedでアクセスする

はじめに

FlashAirは東芝が販売しているWi-Fiアクセスポイント機能付きSDHCカードです。
通常の利用用途はSDHCカード内の画像共有を無線経由で行うといった使い方ですが、公開されているWebAPIでコマンドを送ることで、SDHCカード内部の設定を読み書きしたり、内部情報や画像を読み出すことができます。

先日、MakerFaireTokyo 2015の東芝出展ブースにて、FlashAirの「共有メモリ」機能の存在を知りました。
共有メモリはFlashAir内のデータ領域(iSDIO Register MapのReserved for Vender領域のうち、01000h~011FFh)の512byteを自由に利用することができるというものです。

今回はこのFlashAirの共有メモリについての調査とmbedで利用してみたことを書きたいと思います。

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rbenvとruby-buildによるRuby環境構築

はじめに

久しぶりにRubyに関する記事を書きます。
rbenvでRubyを導入・更新する方法をよく忘れるのですが、そのたび調べているのがばからしくなってきたので、自分のための忘備録として作業手順をまとめておきたいと思います。

この記事はUbuntu 14.04.2 LTSにrbenv公式のインストール手順に沿って行った操作を記録したものです。

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Raspberry Piに電源スイッチを付けたくてシェルクスリプトについて少し調べた話

はじめに

タイトル通りです。
Raspberry Piブログ : [コラム] 第8回『ボタン長押しでシャットダウンする電源ボタンを作ろう』を見つけました。
載っていたスクリプトをコピー・ペーストすればできるのですが、スクリプト内容がわからないのがどうにも落ち着かなくてまずはシェルスクリプトについて調べてみることにしました。
今回はシェルスクリプトについて調べた内容を忘備のためにまとめておきます。

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ebayでPN532 BreakeoutBoardを買ってlib-nfcでRFIDタグを読み取った話

ebay売っているPN532 BreakeoutBoardを買ってみたので、Ubuntuにlib-nfcをインストール、NFCタグ読み取りを行うまでの手順をまとめてみました。

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Gitのブランチを上書きする方法

Gitを開発に利用する途中、git pushするとあるブランチ(uartブランチ)が

 ! [rejected]        uart -> uart (non-fast-forward)

といわれるようになりました。
調べてみると、リモートから取得した内容に変更を加えてpushしようとしたが、他からの変更が先にpushされたことが原因とのことです。
要は競合したということでしょうか。

他のブランチで作業を進めるようになり、放置していたのですが、上書きして再利用することを思いつきました。
ブランチの上書きは現在のブランチでgit branchに-fを付けて上書き対象のブランチを指定することでできるようです。
実際にやってみました。

yosuke@yosuke-vb:~/bitbucket/stellaris$ git branch -a
  master
* sandbox
  uart
  remotes/origin/master
  remotes/origin/sandbox
  remotes/origin/uart
yosuke@yosuke-vb:~/bitbucket/stellaris$ branch -f uart
yosuke@yosuke-vb:~/bitbucket/stellaris$ git checkout sandbox
yosuke@yosuke-vb:~/bitbucket/stellaris$ git push origin uart
Password for 'https://yosuke_kirihata@bitbucket.org': 
remote: bb/acl: yosuke_kirihata is allowed. accepted payload.
To https://yosuke_kirihata@bitbucket.org/yosuke_kirihata/stellaris.git
   9bbc3dc..cd46432  uart -> uart

sandboxブランチの中身をuartブランチに上書きをしたいので、sandbox上でgit branch -fを実行します。
checkoutでブランチを移動し、(中身が上書きされたことを確認して)pushでリモートへ結果を反映します。
以上で終了です。


http://linux.keicode.com/prog/git-resolve-non-fast-forward-push-problem.php

http://transitive.info/article/git/command/branch/